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yasuchikawakayama

Future Techアクセラレーターを開始します。

皆さん、こんにちは。ブレイクポイント株式会社の若山泰親です。


この度、XR領域を中心としたスタートアップ支援と大企業との連携による新製品・サービス創出を目的としたFuture Techアクセラレータープログラムを開始することになりました。



なぜ今、XRをテーマとしたアクセラレーターなのか?


XRはVR/AR/MRなどの総称であり、これからの人類の生活や産業を変える要素技術として下記の理由により現在世界中で大きな期待を集めています。

  • XRはPCやスマートフォンに続く巨大な情報プラットフォームとしてインターネットビジネスの産業構造を変える可能性があること

  • 直近の数年間でXRの製品・サービスを開発・利用するためのコストが一気に下がり、社会実装局面に入ったと考えられこと

  • Facebook、Google、Apple、Microsoftなどの巨大テック企業を中心に、ハードウェア、ソフトウェアの企業が多数参入したことで市場が立ち上がり、産業のエコシステムが形成されつつあること

急速に立ち上がりつつあるXR関連市場ですが、まだ技術的に未成熟な面が残っていたり、社会実装した場合の投資対効果が十分に検証されていない領域が多く残されていることも特徴です。 これらの不確実性によってXR領域は大企業が本格参入しづらい状態が残っていますが、視点を変えると、課題探索とソリューション検証のスピードが速く、リスクにチャレンジする姿勢を持ったスタートアップにとっては大きな機会が残されている領域と考えられます。



なぜブレイクポイントがやるのか?


当社は2015年12月からTokyo XR Startups(TXS)インキュベーションプログラムの運営を行い、これまで6期にわたって26社のスタートアップをご支援してきました。 26社の大半がプロダクトを持たない段階からのスタートでしたが、26社のうち24社がTXSのプログラム終了後にVCなどからの資金調達を実現し(注:TXSプログラムでの出資以上の金額とValuationでの資金調達の達成)、現時点でのプログラム出身スタートアップのValuationの合計は200億円を超えています。

TXSのメンターとしてもご協力いただいた東京大学の稲見昌彦先生からは、「TXSが存在したことで日本におけるXRの社会実装は数年早まった」というお言葉をいただくことが出来ました。エンジニア、起業家の皆さんの奮闘とそれを支えてくださったメンター、パートナー企業の皆様のご支援により、日本でもXRのスタートアップが成功できることを証明することが出来た5年間だったと考えています。 TXSが作ったXR領域でスタートアップが活躍する環境を継承するかたちで当社がFuture Techアクセラレーターを立ち上げることは、今後の日本におけるXRを中心としたイノベーション創出のエコシステムを強化する重要なステップであると考えています。



今後の注目テーマ


現時点においてXR領域でスタートアップが取り組むべき意義が大きいと考えられる領域を下記のように整理してみました。もちろん他にも有望なテーマがあるかも知れませんし、これから突然新しいテーマが生まれる可能性があるのもXRの面白いところです。


Future Techアクセラレーターでは、下記のような個人、企業による参加を募集しています。

  • これらの領域に挑戦したいと考えていたり、あるいは既に挑戦を開始しているスタートアップの皆さまのご参加

  • スタートアップなどとの連携を通じてXR領域での新事業創出に本気で取り組みたいとかんがえている大企業各社による事業パートナーとしての参加

説明会も何度か開催することを予定していますし、個別のご相談も随時受け付けています。


私たちと一緒にXRを活用してより良い世界の実現を目指していただける皆様からのご連絡を心からお待ちしています!









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